『結婚の社会学 (ちくま新書 1789)』
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(著) 阪井 裕一郎
出版社 :筑摩書房(2024/4/10) ISBN:448007614X
「ふつうの結婚」なんてない。
友人とも結婚できる社会がすぐそこに。
マーケティングにも役立つ、新たな家族像を示す。
さらに深く学ぶための、充実した読書案内付き。
・明治前半の離婚率は、いまの倍以上。
・戦時中、国営の結婚相談所が登場。
・神前式が普及したのは、高度成長期。
・日本の婚外子割合は約2%と、極端に低い(EU、OECD平均は40%超)。
・結婚するカップルの4分の1は再婚。
結婚をめぐる常識は、日々変化しています。事実婚、ステップファミリー、同性パートナーシップ、選択的シングルなど、一対の男女による結婚→出産というモデルではとらえきれない家族のかたちがたくさんあるのです。この本では、国際比較、歴史的比較、理論という三つの視点から、結婚というものをひもといていきます。当たり前を疑ってみることで、「ふつうの結婚」「ふつうの家族」という考え方を相対化できるはずです。
「結婚の常識を疑うというのが本書に通底する問題意識となります。……多くの人が「自分のせい」「自分だけ」と思い詰めている問題が、実は社会的な問題であるということに気づくというのはきわめて大事なことであり、社会学にはそれを示す責務があると思っています。」(序章より)
【目次】
序 章 「結婚」を疑う
第1章 結婚の近代史
第2章 結婚の現代史
第3章 離婚と再婚
第4章 事実婚と夫婦別姓
第5章 セクシュアル・マイノリティと結婚
終 章 結婚の未来
各メディアで紹介
□読売新聞(8/11)池澤春菜さん書評
□日本経済新聞(6/8)「新書・文庫」にて紹介
□朝日新聞(6/1)野矢茂樹さん書評
□朝日新聞(5/25)「高谷幸の新書速報」にて紹介
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